【玄鳥去】 竹の春

2017 .09 .18

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白露(はくろ) 
第四十五候 玄鳥去(つばめさる)

春先に飛来した燕は子育てをしながら日本で夏を過ごし、秋になると暖かい南の地域へと帰っていきます。越冬先である東南アジアやオーストラリアまでは数千キロ。一日三百キロ以上飛ぶこともあるそうです。燕は田畑の害虫を食べてくれる益鳥で、昔から日本人に親しまれてきました。「燕が巣を作ると家が栄える」「燕が低く飛ぶと雨」といったことわざも数多く知られています。

 
竹の春
高知県内各地で今ごろを代表する彼岸花や葛の花、紫式部の紫の実が秋天に映えるようになりました。こんな中、県内の竹林では、竹の葉の緑がその美しさを競うように林立しています。古い人は旧8月のことを「竹の春」と呼んで季節を感じる物差しにし大切にしています。春の竹は、タケノコを育てるため親竹は養分を取られ、葉は黄色くなって落葉となりハラハラと散ります。これを俳句の世界で「竹の秋」と表現し春の季語となっているようです。秋になると若竹も成長し親竹は青々と枝や葉を茂らせ元気をとりもどし緑の輝きが出てきます。これが今ごろの季語「竹の春」なのです。秋の草花が咲き誇る中、竹の姿がひときわ目につく季節に入りました。

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