【鶺鴒鳴】 秋雨(秋霖)

2017 .09 .12

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白露(はくろ) 
第四十四候 鶺鴒鳴(せきれいなく)

鶺鴒を知らなくても、チチチチチという高い鳴き声に聞き覚えがある人は多いはず。水辺に棲みますが、民家の軒下や石垣にも巣を作る身近な存在です。ピンと伸ばした尾を上下に振りながらちょこちょこ歩く様子からイシタタキなどの異名がつけられました。『古事記』には伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が愛を交わす際、鶺鴒の尾の動きに倣ったというくだりがあり、「オシエドリ」ともいわれます。

秋雨(秋霖)

一般的に梅の実が熟れるころの長雨を梅の雨「梅雨」というなら、栗が笑うころに降る今ごろの雨、秋雨を栗の雨「栗雨」というのはどうだろうと友人が話していました。秋霖(しゅうりん)というのは秋の長雨の事。霖というのは3日以上降りつづく雨という意味があるようです。秋雨・秋霖という言葉のひびきの中には、人間が感じる気温の変化や体感的な意味が含まれているような感じが伝わってきます、つまり梅雨が終われば夏になるという明るい期待感があるようです。これに対して秋霖、秋雨の方はこれが終わると寒くて厳しい冬がやってくるという感傷からくる感覚が盛り込まれているようです。これからは、山裾や川原では白いススキの穂が揺れ穂先からは雨上がりの雫が光ります。

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