【土潤溽暑】 ゆかた・浴衣

2017 .07 .28

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大暑(たいしょ)

文字どおり、一年でいちばん暑さの厳しく感じられる頃。鰻で知られる「土用の丑」もこの期間中にありますし、「暑気払い」と称してのビヤガーデンなどでの集いも、ひときわ賑やかになる時節。

第三十五候 土潤溽暑  (つちうるおうてむしあつし

地面からは陽炎(かげろう)が立ち上り、土いきれで吸う息も熱く感じられます。この暑さを人間は冷たいもので暑気払いをしたり行水や打ち水でやり過ごすしかありませんが、木や草花はますます緑を濃くし、枝を伸ばし葉を広げて夏を謳歌するかのようです。田畑では太陽の恵みを享受した作物が実りの秋に向けて育っていきます。

浴衣

夏の暑い一日が終わり「ひと風呂あびて糊のきいたゆかたに着がえると生きかえった気持ちになる」・・・

旅先で宿舎について汗で汚れた衣服から浴衣に着替えると旅先の疲れも癒されます。

ゆかたの歴史は古く鎌倉から室町時代にかけ貴族たちが湯浴みをする時に使った麻布の「湯帷子(ゆかたびら)」が始まりといわれています。今のように庶民の夏の着物として愛用されるようになったのは江戸時代から。袂は風を孕み、風の強さに応じて膨らんだり縮んだりするため、これがまるでフイゴに似た動きをし、熱効率がよいためそれだけ涼しいのです。ゆかたは日本人の知恵の塊かもしれません。

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