【乃東枯】 ツバメの教え

2017 .06 .21

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夏至(げし

冬至とは逆に、一年でいちばん昼が長く、夜が短くなる時期。梅雨の盛りでもありますので、気温の面ではまだ真夏という感じはしませんが、日照時間はこれから冬に向かって少しずつ短くなっていきます。

第二十八候 乃東枯 (なつかれくさ かるる)

乃東(だいとう)または夏枯草(かこそう)の異名をもつ植物「靫草(うつぼぐさ)」は、毎年冬至の頃(十二月)に芽を出し、夏至の頃に枯れます。これから真夏にかけて、野山ではいっそう木々の緑が深まり、色鮮やかな夏の花も開花しようという時期なのに、ひっそりと枯れていくめずらしい花に心を寄せた、古人の自然へのまなざしを感じさせる言葉です。

 ツバメの教え

高知県をはじめ全国各地に伝わる天気俚諺(りげん)の中に「ツバメが低く飛ぶと雨になる」というのがあります。ツバメの餌である小さな昆虫は、天気の良い時や湿度の低い時には地上から10~15メートルの高いところを飛び交い、湿度が高くなり雨の降りだす前は地上すれすれの低いところを行動するということです。この昆虫を捕らえるためツバメは行動を左右され、高い所を飛んだり低い所を飛んだりするのです。つまりお天気の状況を察知するのは実はツバメではなく昆虫で、より大きなツバメが目立ったためこの行動を見てお天気を知ったのです。一方高知県の山間部に伝わる天気俚諺に「ツバメの飛来早き年はお米は豊作」というのもあります。今月初めに植えたオーベルジュの棚田の苗も順調に育ち、豊作を願っています。

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