【禾乃登】 天上の花

2019 .09 .02

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処暑(しょしょ)

第四十二候 禾乃登(こくもの すなわち みのる)

稲の花が咲いてひと月あまり、稲穂には米の粒がこぼれるように実り、日に日に熟していきます。品種にもよりますが、ふつう一本の穂に実る米粒は百から二百粒前後。刈入れを間近に控えたこの時期は台風の襲来も多く、農家の人々は気を抜けません。風をおさめ、豊作を祈る風鎮祭が各地で行われます。

彼岸花 

お彼岸の頃になると、オーベルジュ土佐山周辺の棚田や山の斜面にはたくさんの彼岸花が咲き誇ります。田んぼのあぜ道や土手で見かけることが多く、これは野ネズミがあぜ道や土手に穴を開けるのを、彼岸花の毒性のある球根を植えることで防ぐため。また、彼岸花の根は強いため、田んぼのあぜ部分に植えてあぜの作りを強くするためと言われています。

別名「曼珠沙華」”天上の花”という意味。

おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天からふってくるという仏教の経典による。

 

 


※写真は、第1回彼岸花フォトコンテストの入選作品です。

 

 

次回:<第四十三候>草露白
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