【乃東生】 今日は「冬至」

2018 .12 .22

natukaresyouzu.jpg

冬至(とうじ)

一年でいちばん昼が短く、夜の長いとき。そしてこれを境に少しずつ日脚が伸び、春の訪れを待ちわびる人びとの気持ちも高鳴ります。

第六十四候 乃東生  (なつかれくさしょうず)

花の形が矢を入れる容れ物「靫(うつぼ)」に似るところから名づけられた植物「靫草」は、夏になると花が枯れ黒くなるため、「なつかれくさ」と称されます。また、夏枯草(かこそう)、乃東(だいとう)と呼ばれることもあります。

夏から冬にかけていったんその力を弱めた太陽が、冬至の日を境に少しずつ再生していく様と、あらゆる草木が枯れ果てていくこの季節に、この草だけが芽を吹き始める姿が、寒さの中に春への希望をもたらす共通のイメージをかもし出します。

今日は「冬至」

冬至といえば、「ゆず湯」。冬至のゆず湯は江戸時代からの風習で、一説には、湯治(とうじ)と冬至(とうじ)をかけ、無病息災であれば融通(ゆうずう)が利くというこじつけがあるそう。また、寿命が長く病気にも強い柚子の木に習って、一年の無病息災を祈るようにになったとも言われているそうです。実際、柚子にはビタミンCやフラボノイドが多く含まれていて、抗酸化作用があり、病気予防や肌荒れ、冷え症にも効果的です。今年も「ゆず湯」をご用意してお待ちしております。

次回:<第六十五候>麋角解
<二十四節気>小寒【1月6日】土佐山温泉スタンプ2倍サービスデーです。
温泉スタンプカードをお持ちでない方は、お気軽にフロントまでお申し付けください。
皆様のお越しを心よりお待ち致しております。

お問い合わせ