【菜虫化蝶】 ツバメの渡り

2016 .03 .15

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啓蟄(けいちつ)

地中で冬ごもりをしていた虫たちが、早春の光を浴びて温もった土を啓(ひら)き、這い出してくる、という意味です。「虫」とはいいますが、この場合はいわゆる昆虫だけではなく、蛇や蛙、蜥蜴(とかげ)など、土にひそんで冬を過ごすさまざまな生き物をさすとされます。

第九候 菜虫化蝶 (なむしちょうとなる)

菜虫とは、畑の大根や蕪、油菜などの葉につく青虫のことで、モンシロチョウの幼虫などが一般的に知られます。畑を荒らしていた害虫が、冬にさなぎの姿となり、春の訪れとともに美しい蝶に生まれ変わるというドラマティックな変化は、昔も今も季節を象徴するひとつのアイコンではないでしょうか。

ツバメの渡り

ツバメの姿が見られる日が近づいています。ツバメの渡りのメカニズムはまだすべてが解明された訳ではありませんが、冬特有の西高東低の気圧配置の崩れとともに、北西の冷たい季節風が衰え南西の風が吹くようになると、フィリピンや台湾などで冬を越したツバメが追い風となった暖かい風に乗って北上、日本列島に到着すると言われています。ツバメが早く渡ってくる年は、春から夏にかけての気温が高めに推移し稲は豊作になるといわれています。一日も早いツバメの渡りに期待する農家の古老もいるのです。

111012015

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