【朔風払葉】 藁(わら)

2018 .11 .27

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小雪(しょうせつ) 

第五十九候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)

毎日少しずつ存在を増してきた北風が、木々の枝から枯れ葉をすっかり吹き飛ばしてしまいます。風が吹き止んだときにふと現れる、寒々と枯れ果てた景色に、不完全なものへの美を見出すことも、日本人が育てた大切な感性のひとつといえるでしょう。「枯れ、冷える」ことをやがては「わび」、「さび」の世界へと昇華させていったいにしえの茶人の世界に思いを馳せてみたい季節です。

藁(わら)

宿泊プランで人気の高い「土佐和牛の藁焼きステーキ」。使用している藁(わら)は、オーベルジュ土佐山の向かい側にある棚田で収穫した藁を使用しています。棚田は、田起しから田植え、水の管理、稲刈り、景観整備など、地元の方々に協力していただきながら管理しています。自然の恵みに感謝して大切に使わせていただいております。藁の香ばしい香りと共にいただく土佐和牛を是非ご賞味ください。

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次回:<第六十候>橘始黄
<二十四節気>大雪【12月7日】土佐山温泉スタンプ2倍サービスデーです。
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