【寒蝉鳴】 くすぐりの木

2015 .08 .13

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立秋(りっしゅう)

毎日の暑さからはとても想像できませんが、暦の上では、もう秋の始まりです。

この日を境に、季節の挨拶も暑中見舞いから残暑見舞いに切り替わります。お盆を控え、夏休みをとる人も多い時期。暑さで参った身体に、滋養を供給したいものです。

第三十八候  寒蝉鳴 (ひぐらし なく)

カナカナカナというヒグラシの鳴き声はどこかもの悲しく、夏の終わりを告げるかのようです。が、この蝉、実際には夏のあいだずっと鳴いているのだとか。よく鳴くのは日の出前や日没後の薄暮の時間帯ですが、薄暗いところや気温が急に下がったときは日中でも鳴くといいます。やはり秋の訪れを察し、ゆく夏を惜しんでいるのでしょうか。

 

百日紅の花

「散れば咲き咲きて又散り百日紅」百日紅(さるすべり)を詠んだ有名な俳句です。

夏を代表する花の一つ百日紅、殊のほか夏空に映える百日紅の花を見ていると、私などは暑さを忘れる心待ちがします。百日紅は花の咲く時期が長く、やがて吹いてくる秋風の中でも揺れている姿を見かけることがあります。このため「百日紅」の字が与えられ、また木の肌がツルツルであるため「サルスベリ」の呼び名になったと植物に詳しい方の話でした。

子供の頃、隣のオンチャンに「この木をくすぐれ」と言われ幹をくすぐったものです。確かに枝が揺れるのです。だからこの木のことを「くすぐりの木」「笑いの木」と呼ぶのだと教えられました。

 

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