【霜始降】柚子の季節

2019 .10 .24

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霜降(そうこう) 

北国から順々に霜が降り始める時期。とはいえ、地面に土を見つけることがだんだん困難になってきている都会では、冬の訪れを確認しようにも、なかなか霜自体にお目にかかることが少なくなっています。

第五十二候 霜始降(しも はじめて ふる)

霜は空気中の水蒸気が氷点下に冷えたものに触れてできる氷の結晶です。風が弱く晴れた夜に降りやすく、翌朝、外に出ると植物の葉や窓ガラスが白い結晶に覆われている様子が見られます。初霜の平均値は札幌で10月25日、東京で12月20日。温暖化の影響でしょうか、昔よりずいぶん遅くなりました。

柚子の季節

柚子が少しずつ黄色く色づいてきました。土佐山は、高知県内でも収穫の多い柚子の産地。11月上旬頃になると、家族総出で柚子の収穫をおこないます。土佐山では、絞った柚子の果汁をお寿司の酢飯につかったり、刺身に搾ったり、鍋(ポン酢)など、食卓には欠かせない存在となっています。高知では、柚子やすだち、仏手柑(ぶしゅかん)などの柑橘類を「酢みかん」と呼んでます。

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