【蟄虫坏戸】 名月

2017 .09 .28

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秋分(しゅうぶん) 

第四十七候 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)

自然界は人間の世界よりも季節の時計が進んでいるのか、虫たちは十月に入ると早くも冬ごもりの支度に入ります。蟷螂(カマキリ)や蟋蟀(コオロギ)は卵を産んで次の年に新しい命をつなぎ、紋白蝶(モンシロチョウ)や揚羽蝶(アゲハチョウ)の幼虫はさなぎになって寒さに備えます。天道虫(テントウムシ)や鍬形(クワガタ)は成虫のまま木の根元や土の下に潜って啓蟄までの半年近く静かに春を待つのです。

名月

「月々に見る月は多けれど月見る月はこの月の月」、「盥(たらい)に映った月を取ってくれと児がせがむ」とか名月にちなんだ表現が数多くあります。この時期、野山にはススキが顔を出し、にぎやかに秋の虫たちが鳴き、栗や梨が実り、農作物は収穫期を迎えるなど周りの環境も名月を愛でる雰囲気が整ってきます。

昔の人は旧暦の8月14日から20日までの「月」それぞれに名前を付けて楽しんだようです。旧14日は来るべき名月を待つという事で、「待宵(まつよい)の月」、そして十五夜・中秋の名月を挟んで、十六夜(いざよい)、立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、臥待月(ふしまちづき)、更待月(ふけまちづき)と呼んで月をながめたのです。

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