【涼風至】 夏の月

2017 .08 .07

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立秋(りっしゅう)

毎日の厚さからはとても想像できませんが、暦の上では、もう秋の始まりです。この日を境に、季節の挨拶も暑中見舞いから残暑見舞いに切り替わります。お盆を控え、夏休みをとる人も多い時期。暑さで参った身体に、滋養を供給したいものです。

第三十七候  涼風至(すずかぜ いたる)

立秋を過ぎ、お盆を迎える時期になると、熱風の中にふと秋の気配を感じることがあります。まぶしいほど輝いていた太陽も心なしか日射しを和らげ、日が落ちると草むらから虫たちの涼しげな音色が聞こえてきます。真夏日や熱帯夜が続き暑さは今がたけなわですが、季節は少しずつ、しかし確実に進んでいます。

夏の月

南の夜空では地球から少しずつ遠ざかり始めた真っ赤な火星と蠍座の赤い一等星アンタレスが並んで目を引いています。詩歌では季節の月が細かく詠まれていますが、俳句の世界では満月が地面をほの白く照らすことから、「夏の霜」とか「月の霜」と表現し暑い時期少しでも涼しさを強調するそうです。さて南の空で赤さを競う2つの星、火星と蠍座のアンタレスは、その色が赤ければ赤いほどその年の稲作は豊作と言われ「豊年星」の名もあります。稲作の占い星たち、今年の色具合はどうでしょう。忙しい毎日、さまざまな空想を描きながら夜の星に思いを馳せることも一興では・・・

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